「何かを『達成』するために

「何かを『達成』するために

福島県よろず支援拠点コーディネーターの石田です。
みなさま「よろず支援拠点」をどうぞよろしくお願いいたします。
当拠点では「よろず」とある通り、創業から、事業成長の悩み、事業成熟後の悩み、引際の悩み等々、事業経営に関するあらゆるご相談を承る国の事業拠点です。なお、それぞれのお悩みに対してより適切で専門的な知見を持つ他の公的支援機関との連携や橋渡しにも力を入れております。どうぞお気軽にご利用ください。

さて今回のブログテーマは、「何かを『達成』するために」です。なお以下、石田の独断と偏見に基づいております旨どうぞご承知おきください。

皆様は自分自身が何かを「達成
したいと思ったときにどうしていますか?また、まわりの誰かに何かを「達成
してもらいたいと考えたときにはどう接していますか?
例えば、自社で今期の売上目標を設定したのでそれを達成したい、例えば、仕事であるプロジェクトを任されたので求められている目標を達成したい、また例えば、従業員や部下にあるタスクを任せたのでそれをしっかり達成してもらいたい、さらに広げて考えて、子供に部活動で立てた目標を達成してもらいたい、子供に受験で立てた目標をしっかり達成してもらいたい、と考えたときなどを思い出してみてください。
そんなとき、どんなことを考えていますか?どんなことを従業員や部下、息子や娘に伝えていますか?例えば「頑張る」「一生懸命やる」「精いっぱい努力する」「こつこつ続ける」などでしょうか?それとも「やらなければいけないことを書き出す」「計画を立てる」「スケジュールを作る」などでしょうか?
それらはすべて大事なことだろうと思います。
けれど「何かを『達成』するために
必要なことすべてを網羅して漏れなく考えている、伝えていると言えるでしょうか?

今回のブログでは「何かを『達成』するために」、これらの要素を考えれば網羅的で漏れがないといえるような要素について考えてみたいと思います。

いきなり結論から申し上げますが、「何かを『達成』するために」考えなければいけない要素は3つあると考えています(断言していますが、もし「違うんじゃないか?」などご意見ございましたら何なりとご連絡ください。反省して内容を修正します)。
それら3つの要素とは、1つ目が「モチベーション」、2つ目が「方向性」、3つ目は「知識・スキル」です。
理系的に数式で表すなら以下のようになります。
「達成」=「モチベーション」×「方向性」×「知識・スキル」

ちなみに後ほど説明申し上げますが、3つの要素が掛け算になっているところもポイントです。

さてどういうことか?

まず3つの要素について説明したいと思います。

1つ目の要素「モチベーション」は、「やる気」と同義に捉えて頂いてよろしいです(それなら「やる気」と書けよ。と思われる方もいるかもしれませんが横文字だとちょっとカッコ良いので「モチベーション」としました。)。要するに何かを達成するにあたりその何かを達成したいとの気持ちをちゃんと持っているかということです。
自明かと思われますが「モチベーション」がなければ、そもそも「何かを達成する」ということ自体を望んでいないので、能動的に何かを達成することはできないと結論付けて宜しいのかと思います(もしかしたら周囲の助けや、運などにより「何かを達成する」こともあるかもしれませんが能動的ではない)。
なので「モチベーション」があるということは、ある意味気にする必要のないこと、所与のことのように思われるかもしれません。たしかに自分自身のことであればおそらくは明確に「モチベーション」があるかないかは把握できるのだろうと思います(ただし人間は難しいもので自分自身では認識していない深層意識により実は異なる行動を望んでいるようなケースもあるようです)。けれど従業員や部下、息子や娘さんの場合はどうでしょうか?その人たちのおかれた立場立場によりその何かを達成しなければいけないと頭では理解し、彼ら自身そのように口にしていても、その何かの達成に対して本当に心の底から「モチベーション」を持たれていますでしょうか?
なお、この「モチベーション」を1つ目の要素として挙げたのは、「モチベーション」さえあれば、ほかの2つの要素「方向性」や「知識・スキル」は後からでも修正や改善、向上が可能だからです。その意味では「モチベーション」が「何かを『達成』するために」は一番重要な要素であるということになります。

さて、次に2つ目の要素「方向性」について説明したいと思います。
この「方向性」とは、何かの達成に向けた思考や努力の方向性がその達成に向けた適切な方向に向いているかというようなことです。
どういうことか?例えば、富士山に徒歩で登頂しようと考えている人がいます。「絶対に富士山の山頂に立ってやろう」と「モチベーション
はとても高いです。そして登山に関する「知識・スキル」も十分に持っています。でも富士山がどっちの方向にあるのか知りません。とりあえず歩き回っていれば富士山のふもとに着くだろうと歩きはじめました。結果は想像通りで結局、富士山には到着せず富士山登頂も達成できませんでした。
極端すぎる例えでしょうか?でも実生活に置き換えると結構よくあるケースかもしれません。例えば、売上を拡大したいと考えているが具体的に何をどう売って売り上げを拡大すればよいのか説明できない、あるプロジェクトを任されたがそのゴールを誰も明確に説明できない、といったことがありませんでしょうか。
要するに、「方向性」をできるだけ明確に、できるだけ具体的に持っていなければ、思考や努力が、達成したい「何か」に向いておらず、無駄に時間や労力、お金を使ってしまう可能性があるということです。

そして最後の3つ目の要素が「知識・スキル」です。これは皆さんご理解いただきやすいのではないかと思います。「何かを『達成』するために」といった際に一番目を向けやすいのが、達成するために必要な知識やスキルがあるか?なければ努力してその知識・スキルを身に着けるといったことかと思います(ただ、その知識・スキルの獲得が達成目標となってしまって、知識・スキルを何のために獲得したか忘れてしまっているケースも多々あります。例えば資格試験などで資格は取ったが活用しないなど)。
これは先の富士山のケースで説明するなら、富士山の山頂に立つという強い「モチベーション」がある、富士山の登山口や山頂の方向やどうそこへ到達すればよいか「方向性」を把握している、しかしその登山口から山頂まで徒歩で到達するために必要な体力や技術、登山道具を持っていないようなケースです。
この場合、当然に富士山山頂へ徒歩では行きつけませんし、無理をしてトライすれば途中で遭難してしまうかもしれません。
ただ、この「知識・スキル」については「モチベーション」さえあれば、必要な「知識・スキル」はいつか必ず獲得できます、確かに“すぐ”の達成は困難かもしれませんが時間をかければ必ず「達成」することが出来ます。
さらには「方向性」が正しければ正しいほど、効率的に無駄なく必要な「知識・スキル」を獲得することが出来、それだけ早いタイミングで「達成」することが可能となります。

再度申し上げますが「何かを『達成』するために」は、「モチベーション」、「方向性」、「知識・スキル」について考慮する必要があり、逆に、それらを考慮すれば「達成」が可能になるのではないかということです。

「達成」=「モチベーション」×「方向性」×「知識・スキル」

理系的に上記数式で考えるなら、3つの要素は掛け算となっていますので「モチベーション」がマイナス(やる気がない)なら「達成」もマイナス(達成できない)、「方向性」がマイナス(方向が違う)なら「達成」もマイナス、「知識・スキル」がマイナス(知識・スキルはマイナスというよりゼロ?)なら当然に達成もマイナスになるということです。何かを達成するためには3つの要素それぞれがプラスになるように、またそれぞれ大きくなるように考慮する必要があるということになります。

以上いかがでしょうか?みなさま、腑に落として頂ける感じでしょうか?

今回のブログはここまでとなります。
今後もよろずをどんどんご活用いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。