見方を変えてみる

見方を変えてみる

皆様こんにちは。
今週のブログを担当いたします福島県よろず支援拠点コーディネーターの國分です。

さて、上の絵は「ルビンの壺」という有名なだまし絵です。
白い壺に見えたり、黒い顔が向き合っているように見えたりと、中々面白いですね。

フォーカスの仕方によって、見え方が変わってくるのはこのルビンの壺に限った話ではないと思います。例えば、皆さんの身近にいる人や物も意外な一面を持っていたり…?

というわけで今回は、事業者の皆様の一助になればとの思いから、違った見方の切り口をご紹介させていただきたいと思います。

【№1の話】
 「皆さんは日本で1番高い山を知っていますよね。では2番目に高い山は~?」

よくマーケティングのセミナー等で「№1」の大切さを説くために切り出されるフレーズです。大体の参加者は2番目に高い山の名前を知らないので、富士山の高さと雄大さ、そして№2は記憶に残らないのだということを噛みしめながら(?)次の話題に移るのがお決まりのパターンです。(もはや伝統芸能の域にあるといっても過言ではないくらい鉄板の流れとなっています。)
しかし私は声を大にして申し上げたい。2番目に高い山、実はスゴイのだと。

日本で2番目に高い山は北岳といいます。確かに高さにおいては富士山の後塵を拝しています。(富士山:標高3,776m 北岳:標高3,193m)
ですが北岳には富士山や他の山にはない、圧倒的な№1要素があります。

それはマーケティングセミナーにおいて「2位では記憶に残らない!という引き合いに出される回数です。

例に出されるのは湖でも川でもなく、圧倒的に山が多めです。その中で2位なのは北岳のみ、まさに不動のポジションですね(山だけに!)
主演の富士山が登場すれば、(引き立て役としてですが)必ず北岳も登場します。理由はどうあれ出番がもらえる!このポジションって結構いい位置といえるのではないでしょうか。
 
 皆さんの会社で扱う商品の中にも、北岳“的”なものがあるかもしれません。合計売上高や総合シェアでは他社商品に負けている、しかし〇〇スーパーのXX店という1店舗(局所)に限って見れば売上№1の商品があるかもしれません。また特定時間帯や特定の年齢層に限って見れば売行き№1かもしれません。
 こんなふうに見方を変えていくと、実は力のある商品・人物が身近に見つかることもあるでしょう。もし見つけることができたなら、実力を発揮しやすい環境においてあげれば会社への貢献度もきっと高まるはずです。

少し見方を変えてみたいけれど、中々固定観念が強くて難しい…ということであれば、是非我々よろず支援拠点をご活用ください!違う目線で会社を見てみてみるのも面白いと思いますよ。


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