あると便利「ビジネスモデル俯瞰図」
福島県よろず支援拠点の湯田です。
自分のことってなかなか俯瞰して見られないものですよね…
俯瞰とは
1 高い所から見下ろし眺めること。鳥瞰。「ビルの屋上から市内を—する」
2 (比喩的に)広い視野で物事を見たり考えたりすること。また、ある事柄や状況に対して客観視すること。「自分自身を—してみる」
経営相談に乗るにあたって、初回に「この企業はどんな事業をしているのだろう」と理解を深めるためにヒアリングしますが、口頭での説明だけだと勘違いが生じることもあります。経営の課題解決に向けて頭をフル回転させても、企業の現状把握にズレが生じていると有効な課題解決になりません。
そこで役に立つのが「ビジネスモデル俯瞰図(ふかんず)」
相談時にこれがあると、素早い共通認識につながることは実証・実感済みです。
【ビジネスモデル俯瞰図とは】
自社の商品やサービスの流れを外部の人にわかるように仕入先・販売先・外注先など、商流・物流・資金の流れに合わせて図式化したものです。
【ビジネスモデル俯瞰図の効果】
ビジネスモデル俯瞰図には下記の効果があります。
1. 事業全体の把握ができる
2. 自社の概要を外部の人にわかりやすく伝えられる
3. 事業構造・利益構造が明確になる
4. 課題がどこにあるかを確認するツールになる
ざっとあげましたが、使いようによって他にも効果はありそうです。
自己紹介代わりにもなりますよ。
口頭や文章で伝えるより、紙1枚で伝わる…効率が良いですね
下記に例をあげましたが、実は作るのはとっても簡単。
まずは、仕入先・販売先・外注先がわかれば作れます。
時折見直して深堀していけばより良いモノになります。
冒頭申し上げた通り、自分のことを俯瞰してみるのってなかなか難しい…
近々、湯田モデル俯瞰図でも作成してみようか…
できたらどこかで報告したいと思います。
「ビジネスモデル俯瞰図」よろず支援拠点を活用して作成してみませんか?
ビジネスモデル俯瞰図(イメージ)【中小企業庁HP 改善計画策定例より】