商談会初出展の心得!

商談会初出展の心得!

福島県よろず支援拠点チーフコーディネーターの木村です。先週10月12日~13日に「地方銀行フードセレクション2022
に行って来ました。会場は東京ビッグサイト。新型コロナウイルス感染症の影響で久々のリアル開催となった大型の展示商談会です。今回は西白河郡南部地区商工会広域連絡協議会様よりのご紹介で、ステラフーズ様(ひがし商工会)、西郷村ゆば工房様(西郷村商工会)、明陽食品工業様(大信商工会)の応援です。今回が商談会初出展となる事業者様もあり、準備段階から各商工会の経営指導員の皆様と一緒に支援活動を続けてきました。準備段階の支援内容は以下の通りです。

1. 9月1日「商談成約に向けた事前・事後対策セミナー
2.
   1  商品の魅力の発掘:商品の自慢と商品ベネフィットを書き出す
    2  ターゲットの絞り込み:ターゲットと商品の接点を考える
   3  コミュニケーション:商品の魅力を文章で表現する
   4  商談シートの作り方:商談シートはマーケティングの集大成
   5  商談会へ参加しよう:商談進捗表を作成し商談を続ける
3. 9月2日~20日 各自商談シート作成(メール等で添削)
4. 9月21日 3事業者個別訪問支援

商談会を何回も経験されている事業者様も、今回が初めての事業者様も、お忙しい中一生懸命学び、考え、商談シートを作成しました。そしていよいよ10月12日に本番を迎えました。今回の「地方銀行フードセレクション2022」はマッチング商談会とは違い、全国の食関連事業者が県ごと(地方銀行ごと)にコーナー化されてブースを構える展示型商談会です。当日は初日から多くのバイヤーの来場があり、私たちのブースにもひっきりなしにお客様がいらっしゃいました。商談会初出展の事業者様も、事前に自社商品の強みとターゲット接点を考え、商品特徴を文章化してきたので緊張の中しっかりとご提案対応ができていました。


さて、ここで商談会初出展の皆様へ!いざ本番当日の心得をお伝えします。
1. お客様(バイヤー)のご要望をひたすら聞く!
2. わからないことはずけずけと質問する!
3. 商談内容を書き留める!

以上3つです。「聞く」「質問する」「書く」本番はこの3点に集中してください。商談成立をあせるあまり、自分の言い分を話しまくるのはタブーです。ブースに立ち寄ってくれたバイヤーは商品の何かに興味をもっています。そしていろいろと聞きたいのです。そしてバイヤーの意見や要望は必ず後々役に立ちます。商談会終了後にしっかりと商談内容を商談レポートに残し、クイックレスポンスで対応してください。商談成立はあくまで結果です。野球で今年三冠王をとった、ヤクルトスワローズの村上選手も日々の努力、修練の結果が三冠王に繋がっています。皆さんにとっては商談会に向けた準備段階がまさに努力、修練です。頑張ったからこそ、本番は「聞く」「質問する」「書く」の3点に絞ることができるのです。結果は必ずついてきます。

あわせて読んでください「商談会へ行こう!

https://fukushima-yorozu.go.jp/blog/archives/558


《ご相談受付窓口》
福島県よろず支援拠点 郡山事務所 TEL.024-954-4161
福島県よろず支援拠点 福島サテライト TEL.024-525-4064
福島県よろず支援拠点 いわきサテライト TEL.024-525-4064
福島県よろず支援拠点 会津サテライト TEL.024-525-4064
福島県よろず支援拠点 二本松サテライト TEL024-954-4161
福島県よろず支援拠点ホームページ 福島県よろず支援拠点
公式Facebook
公式ブログ「よろず知恵袋」
公式YouTubeチャンネル