私が大切にしていること

私が大切にしていること

今回のブログを担当させていただきますコーディネーターの菅原と申します。
「金融機関から事業計画を作ってほしいと言われたけど、どのようにすればよいか分からない
「補助金を申請したいけど計画の作り方が分からない」などの悩みがありましたら是非ともご相談ください!

今回は、私が皆様と事業のことでお話しするときに大切にしていることについてお話ししたいと思います。

それは、コンサルタントである後正武氏の著作「意思決定のための『分析の技術』」に書かれていたことです。

どんなことかというと
1.事実をもって語り、考える科学的な姿勢
2.論理的な組み立て・思考能力
3.解決志向の興味・関心の持ち方
4.クライアントのことを第一義に考え、そのためにベストを尽くす姿勢、倫理観
5.物事に対し観念論ではなく現実的かつ柔軟に対処して結果を重視する姿勢・態度
です。

それぞれについてお話しすると

1.事実をもって語り、考える科学的な姿勢

事業について考えるときには、まず事実に基づいた分析よる物事の実態・本質を理解することが必要です。私は分析の4つの基本「大きさを考える」「分けて考える」「比較して考える」「時系列を考える」ことを常に考えております。
さらに数字などの目に見えるもののほかに、知的資産(インタンジブルズ)などについても、重要視します。

物事の実態・本質を正しく理解することなしには有効な解決策は出てこないと実感することが多いです。

2.論理的な組み立て・思考能力

人間は論理的な思考をなかなかできないもので、意外に「感覚」とか「勘」で動いていると思っています。
私は「人間は感覚とか勘で動くもの」という前提に立ち、論理的思考のジャマをする人間の思考の「クセ」を念頭に置きながら考えるようにしています。
人間の思考の「クセ」が発生し、論理的な思考の妨げになっている主なものは「直観思考」と「熟慮思考」との間、「因果関係」と「相関関係」との間、「認知バイアス」だと私は考えておりまして、いろいろ考える際は自分に問い直しながら行っております。

3.解決志向の興味・関心の持ち方

事業者の皆様は「どうすれば課題が解決するのか」に一番の関心があると思います。分析に基づいた具体的な解決策とその数字の結果が見えるような提案ができるよう心がけています。
解決策を考えるにしても私は「無から有は生まれない」と思っておりまして、日頃より色々な分野の本を読んだり、経験したことのないことにチャレンジしたりして解決策を発想する力を養うようにしています。(そうはいっても半分以上好奇心からですが…)

4.クライアントのことを第一義に考え、そのためにベストを尽くす姿勢、倫理観

これが一番大切だと思います。いくら科学的に考えようが、論理的に考えようが、こういった姿勢・倫理観がなくては解決には向かわないと思います。

5.物事に対し観念論ではなく現実的かつ柔軟に対処して結果を重視する姿勢・態度

そうですよね。いままでの1から4をきっちり行ったとしても、現実的で具体的な対策の提案とその「結果」が表れなければ、駄目ですよね。

私はこれまで挙げた1~5は「常に頭に置き、訓練すること」で磨き上げられるもので、特別な才能は必要ないと思っています。
ストア哲学者であるエピクテトスは「だから、きみのできることを練習するがいい」と言っています。偉大な哲学者の言葉を励みにしています。

写真は私がいろいろな本を参考にしながら、いままで経験のなかった一眼レフカメラで撮影したものです。やったことのないことにチャレンジするのは楽しくもありますが、難しさもわかってきますね。


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