ジョージ
福島県よろず支援拠点コーディネーターの奥瀬です。
以前藤原川でカッパがドルフィンキックで泳いでいるというブログ記事を書いております。
時を同じくして、カッパが出現した藤原川での出来事をもうひとつ。
「お母さん、今日藤原川沿いを所さんが車で走っていったよ」
とカッパに遭遇した時のような興奮はなく、息子がふっつ~の日常会話のように話しかけてきた。
我々いわき人は、所さんの奥様がいわき出身であることは周知の事実であるため、市内で所さんを見かけても
「あ~所さん、奥さんの実家に遊びに来てるんだな」
と思うぐらいだろう。
しかし、当時の小学生の息子がそれを知るはずもなし。
いや、“いわきの松山千春”(ぜひXをググってほしい、いわきでは著名人)のように、本人をリスペクトしている、自分だけ“似てる!”と勘違いしている(がんばってるけど似ていない)雰囲気だけそっくりさんだったんじゃないの~?
だって車で狭い川沿いの道を走り抜けるなんて一瞬だし、見間違いだよぉなんて思いながら、
奥瀬「なんで所さんってわかったの?」
息子「だって所さんだもん」
と言い張る就学児童。
まぁ、所さんなのだろう。
所ジョージさんといえば、今でこそTVで大物タレントというポジションにいらっしゃいますが、私が中学生当時(ほんの十数年前…)、シンガーソングライター&深夜れいでぃおDJだったのですよ。みなさんご存じ?いや、若い人はわからんだろうなぁ。
そのソングライターもまた、しょ~もないギャグのような歌を創られていらっしゃいましたなぁ。
あれだけ大物になられた所さん、きっと毎日お忙しいのではないでしょうか。きっと私の何百倍もお忙しいと思うのです。
が! やっぱ芸能界を生き残る方ってすっげ~わ、という出来事がありました。
いつも福島県よろず支援拠点に来訪されるデザイナーの相談者様。
デニムリメイクの作品をつくられているのですが、代官山や下北沢のセレクトショップで委託販売されているのです。
だから、東京にもよくお出かけになる、そのような中、アポなしで所さんの世田谷ベースに突撃~(っていうか、ぴんぽ~ん、こんにちは、だったそうですが)。
所さんはご不在で、(いわき出身の)奥様、文子夫人が対応してくださったそうです。
よろず支援拠点常連のデザイナーさん、そのとき、ご自身の作品を「所さんに渡してください」と文子夫人にお渡ししたそうです。
まぁ、そこまでなら私にもできそうだわい、と思いましたよね?そこのあなた、絶対思ったでしょ?
所さんのその後の対応が神!
だって、顔見知りでもない、会ったこともない、留守中にアポなしで勝手にやってきたいわき人に、
「バックサンキュー ガンバレ」
ですよ。
いや~ファンになっちゃいますよね
(つ~か、ファンでもなんでもなかったけど、『ずっと前からファンでした~』ですな)。
こんなサプライズが届いたら、皆様どうお考えになりますか?
私だったら
「一生ついていきます!」
となります。
そして我々支援者(いや、私だけか・・・)、忙しい、忙しいと、やらなくちゃならないことを後回しあとまわしにしていますよね?そこのあなた、絶対してるよね?
所さんのような大物が、一度もお会いしたことがない、しかもアポなし訪問のいわき市民に、忙しい中でお時間を作ってくださる、そう、「時間がない」は言い訳で、「時間は創るもの」なんですよね。忙しい人ほど時間の使い方に無駄がなく、このような方が、競争が厳しい世界で生き残っていくのでしょう。
さて、昨日も「やらなくちゃ、やらなくちゃ」と言いながら寝てしまい、「時間がない」が口癖の私は、一生大物にはなれないわい。
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