コミュニケーション能力
福島県よろず支援拠点の湯田です。
最近、経営においても、人生においても必要な能力があると思っています。
それは「コミュニケーション能力」
略して「コミュ力」
最近ではコミュ力が高い人を「コミュ力お化け」なんて呼んだりもしますね。
私も子供のころは人見知りでした。二十歳過ぎくらいまでずっと人見知りだった気がします。
なぜ、そんな私が周りから最近は「コミュ力高いですね」と言われるようになったか。
それは職業とお酒と意識がポイントであったと。
以前、私は商工会に勤務していました。それこそ、地域の企業の社長さんたちとお付き合いするわけです。必死でお相手していたら人見知りなんて言っていられなくなりました(笑)
社長さんたちは、いわば一国一城の主。考え方は十人十色。そこに対応していたら、人との付き合い方の学びにもなり、なによりも様々な価値観を受け入れられるようになりました。
価値観を受け入れるということはまず、その人を否定しないことになります。否定ではなく肯定から入ることはコミュニケーション能力を高めます。ここに気づかせていただいたのは今では本当に感謝です。←受け入れきれず苦しんだ日々も…
お酒の力も大きかったと思います。酔うと楽しくなるし、コミュニケーションも積極的になるタイプ。楽しくお酒を飲むには、一緒に飲んでいる人を楽しませることだと思って飲んでいると、いつの間にかその人との関係も深まるものです。
ゆえに、お酒なしでコミュニケーション能力高い人、ただただ尊敬します。
今はお酒の付き合いは強制ではないし、ナンセンスみたいな風潮もありますが、私はそうは思いません。あの場には必ずチャンスと学びがあります。失敗することも含めて…
日ごろの意識も大事だと再確認したのは、最近、ロンドンブーツ1号2号の田村淳氏の著書「超コミュ力(すばる舎)」を読んだのがきっかけです。
本では「コミュニケーションが苦手はただの誤解です」から始まります。
そして、簡単なことからコミュ力があがることが書かれています。
私も「確かにそれやっている!」ということがたくさん書いてありました。
この本を読んで実践したら、必ずコミュ力あがると思います。
難しいことは書いていないのでスラスラ読めます。ぜひ、読んで、実践して、コミュ力を高めてみてはいかがでしょうか?苦手な方もひとつでも実践するとコミュ力が必ず上がります。おススメです。
コミュニケーションの質を上げることは、経営を良くすることにつながると思っています。
わたしが実践しているコミュニケーション能力をあげるための行動を特別にお教えします。
それは「食い気味のありがとう」
コンビニやスーパー、飲食店など、金額を支払する際に、店員さんより早く「ありがとうございます」言うようにしています。別に後でも構わないのですが、自分発信で「ありがとう」を言うことを癖付けると、日ごろから「まずは自分から」の意識が生まれます。
コミュ力高い人って話しかけるのも上手でしょ?人見知りの人って初対面が躊躇するでしょ?まさに「始まり」の空気づくりのために「自分発信」と「感謝」を組み合わせた日ごろのトレーニングです。これもおススメです。
コミュニケーション能力は場の雰囲気づくりも大きく影響します。
お店の雰囲気って伝わりません?実は意識してないと雰囲気の悪さが勝手にお客さんを遠ざけているかもしれません。本当に大事なものは目に見えなかったりします。
コミュ力高く、雰囲気良くし、良きお客さんに包まれる。みなさんの商売が繁盛しますように。
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